ここ10年のアメコミ系では No.1でしょう。 個人的には次手がハルク、X-MENシリーズと続く感じです。 誕生と成長が入る1はシリーズ中一番面白くなる場合が多いのはしょうがないとして、2の方が1より演出が優れていて、2の方が面白いと思った滅多にないハリウッド映画です。
主演は草食主義者で有名な「トビー・マグワイア」です。レオナルド・ディカプリオの親友としても有名です。 アメコミ系は、悲しきヒーロー像を描かれることが多いです。大きな力ゆえに恐れや疑いを抱く大衆、理解されないことに悩む主人公。 ハルクもX-MENもスーパーマンも皆このパターンです。 トビー・マグワイアが主人公だったことで、はじめはとてもしっくりきました。 スーパーマンでも書いたように、全てのアメコミキャラはスーパーマンの分派に過ぎないと私は考えています。 でもスパイダーマンはスーパーマンにはおそらくできない力があります。それは蜘蛛の糸です。 2の列車での戦闘シーンは秀逸でした。投げ飛ばされる乗客達を、蜘蛛の糸で絡めて助けていけるのは、スパイダーマンならではでしょう。
アメコミ系の嫌な部分として、どうしても主人公に対抗できる悪役を立てようとしてきます。 だからアメコミ系の世界はまさに異次元です。それなのに、登場人物達は我々の世界の人々で、この辺のギャップが時に強引な感じを受けてしまいます。 うまくいっているうちはいいのですが、過剰な演出やご都合主義的な流れが目立ち始めると意識し始めてしまいます。
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