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ブログのおるすばん |
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Author:ちんちら
映画やマンガの感想は見た人読んだ人により深く考察する内容が多いためネタバレ含みますのでご了承下さい 拍手=次も読みたい、読んでよかった人数と読み優先順位を決めます 基本は自分の日記のためのブログなので、拍手でばっさばっさ切って気楽に行こうと思います。 拍手コメントは拍手コメントで返信しています。→→→ こちら
♂独千葉県在住プログラマー社内講師兼務 株少々 夢有り 映画好きTSUTAYA愛用カラオケ好き 尾崎豊好き 車有り 原付有り 嫌いな言葉「あの時はそう思った」晴れ男 小動物好き(一番頭良い動物=チンチラ(科))
 メル友募集中。お気軽にどぞ chinchilla4444あっとまーくgmail.com
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50%で一日数時間 70%で1時間前後 90%で無理
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実験中 |
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一瞬でこんがらがるのに一瞬でほどけないのはなぜだろう?
私たちの所属しているこの宇宙はほどくよりこんがらがる方が簡単にできているんだろうか。
2007/2/1
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| 映画「パフューム ある人殺しの物語(2006)」感想 |
久々に濃い内容の映画を見ました。 ラストが衝撃的と噂だったこの映画ですが。 この映画は、人類最高の嗅覚を持った主人公ジャン=バティスト・グルヌイユが存在しないかも知れない自分とに挑戦する映画でもあります。 [続きを読む] テーマ:この映画がすごい!! - ジャンル:映画
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| 映画 簡易感想 「ハルク」 悲しきヒーロー像 |
アメコミ系映画の中で、スパイダーマンの次あたりに好きな作品です。 アメコミ系は悲しきヒーロー像を描かれることが多いですが、ハルクは中でも複雑な内面真理に焦点をあてています。 SFX好き、荒唐無稽好き、だけどそこに人が出てくるならきっちり「人間」を描いてもらいたい。 私にとってツボにはまった映画でした。 [続きを読む] テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画
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| 映画 簡易感想 「マルコヴィッチの穴」 |
「マルコヴィッチの穴」は、鬼才俳優「ジョン・マルコヴィッチ」の頭へとつながる穴があり、その穴を通ると15分間だけマルコヴィッチになれるというアイデアから様々な展開をしていく作品です。 夫婦で同じ女性を好きになったり、永遠の命をテーマにしたり、なかなか奇抜なアイデアの映画で、割とお勧めです。 [続きを読む] テーマ:映画感想 - ジャンル:映画
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| 映画 「バタフライ・エフェクト」 練られたタイムトラベル |
タイムトラベルものですが、今までにない切り口の作品です。 見てから時間が経っていますが、今の方が自分の中で評価が高くなっていると思います。 タイムトラベルものの映画である程度練られた作品を見たいならお勧めできる映画です。 [続きを読む] テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画
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| 映画「トランスフォーマー」感想 |
とても面白かった。まずびっくりしたのが、ロボがCGっぽく見えない。これがともかく意外だった。 アニメ自体は殆ど見たことないのですが、ある程度まじめに実写にするのに適していてスピルバーグ監督も目の付け所がいい。 [続きを読む] テーマ:見た映画の感想 - ジャンル:映画
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| 映画 「この森で、天使はバスを降りた」 感想 人と同じ生き方だけが幸せではないと信じたい |
"手紙を読む"というシーンだけでこれだけ心が温まる作品はそうないのではないでしょうか。 主人公パーシーはごく普通の女性です。 無理なことなんか何もやっていない。できそうもないことばかりやって周りを変えていく「ありえない」映画じゃない。 そんな当たり前のところが魅力のある映画です。
静かに流れる全編に、映画らしい感動を与えてくれる作品です。 いろいろなところで良い評判を見るので、私も近いうちに見るつもりでいました。
主人公「パーシー・タルボット」は、刑務所での服役を終え、インディアンの伝説で「神が最も美しい土地だと降臨した」というカナダに近いメイン州のギリアドという森に囲まれた美しい街に降り立ちます。 原題は「THE SPITFIRE GRILL」で「スピットファイア・グリル」はパーシーが働くことになる食堂の名であり、第二次世界大戦で名を馳せた名戦闘機が由来になっています。 邦題は「この森で、天使はバスを降りた」で、邦題の方が良い数少ない作品の1つではないかと思います。
閉鎖的な村
閉鎖的な村というのは、狭量で変化を好まずよそ者を奇異の目で見る。だが、それは閉鎖的であるからこそ保たれている秩序と性善を保つために必要なことではある。だが、新しい血を入れない限り、進化はない。そこに留まることすらできない。 パーシーがバスから降り立ち夜遅くに村を歩く姿を殆どの村人の目にとまるのが滑稽だが、その後もさらされる奇異の目に、パーシー・タルボットは強い。彼女の容姿・性格が素朴でナチュラルでとても魅力的でそれだけで前半見ている者に魅力を与え続けてくれる。
閉鎖的な村に偏屈者や変わり者はいても、犯罪者はいない。嫌な奴はいても、基本的に悪い人間はいない。それが閉鎖的である恩恵でもある。 パーシーが働くことになる食堂「スピットファイア・グリル」の女主人「ハナ・ファーガソン」は、偏屈だがやはり悪い人間ではない。だが、甥の「ネイハム・ゴダード」はかなり嫌な奴だが、それでも、やはり小さなコミュニティで調和の範囲にある人間である。ネイハムは日本の古い男のように妻を束縛しバカにし主人づらする人間だが、妻「シェルビー・ゴダード」と険悪になるところでも決して暴力に出ることは無かった。 当たり前のことだが、それすら周りが許す空間に生きる我々と、どちらが幸せなのだろうか、と思わずにはいられない。
二人の謎の人物
「この森で、天使はバスを降りた」には、序盤で二人の謎の人物が登場する。 二人の人物の謎は物語の終盤にわかる。 そのうちの一人は、見ている人なら見ているうちに予想できただろう。 それは、やはり、この土地だからできることだった。 この映画はこの舞台にしかできないことを本当にやってくれる。
ここから少しずつネタバレ始まります
殺人という罪
パーシーの服役は殺人によるものだ。だが、その理由はごく当然のものであるといえる。 若い彼女が、執行猶予も無く5年も服役したのは解せない。 殺人はそんなに重い罪だろうか?今日日、何千万の人間を欺く行為を行っても大した罪には問われない。 どんなに長年人を苦しめてきて、突発的な反動で自業自得になっても、悪意と自覚を持って万人を欺いても、後者の方が遙かに軽い罪であるのはどうしても納得がいかない。全く逆ではないだろうか。つまりそういう罪を犯すつもりの人間によって、この世の法は作られている。 その人類の美意識の矛盾に、この映画の根底の悲劇は元々あったのではないだろうか。
村人達が読む手紙
ハナは食堂「スピットファイア」をパーシーのアイデアから作文コンテストで売りに出す。 作文コンテストは本当にいいアイデアだ。法的な問題が本当に無いのかどうかは気になるところ。 だが、都会の居並ぶ食堂の1つならこのアイデアは通用しないだろう。 全く知らない土地、全く知らない街で"やり直す"ことを願っている人たちは多いのだ。 寄せられる作文の1つ1つに大きな人生が背負わされていた。悲しいくらいに。 偏屈な村人達は「こんな店100ドルでも要らない」「ただでも要らない」と悪口を叩くが、ハナの切り返しが見事で爽快だ。「そんなに気になるなら一緒に審査すればいいわ」(「わかったわよ。そんなに審査が気になる?参加したら。どうせ一人じゃ読みきれないんだから。一緒に審査して」) 子供達も心を閉ざした老人も村中の人が手紙を読むシーンがとても微笑ましい。 制作者側のあからさまな「微笑ませる」シーンが多い中、"手紙を読む"というシーンだけでこれだけ心が温まる作品はそうないのではないだろうか。
離婚するわよ
夫ネイハムに対しシェルビーが理由もなくパーシーを疑うなら「離婚するわよ」というシーンがとても爽快だ。 きっと多くの女性を勇気づけてくれるに違いない。 パーシーの母親や、日本の多くの女性がそう行動できずに悩んでいる。 シェルビーも初めはそういう女性であった。 彼女の成長が1つこの映画の重要な要素であり、変わりゆく閉鎖的な村の象徴だ。
ただ、ネイハムの最後のハナの食堂での行動は、嫌な奴だが、公平に見て、善意からの行動であっただろう。だが、その後のパーシーに対する行動は、許されるものではない。
子供
パーシーにずっと好意を抱き、ずっと彼女を静かに温かく見守る村の青年「ジョー・スパーリング」は、パーシーについに求婚する。 女性を狩りでしとめるがごとく、求婚までは真剣である同性が多くそれに騙される女性も多い男女にあって、ジョーは本当に温かくパーシーを見守ってくれる奴だ。だが、なぜかな、どうしてもジョーとパーシーの未来がはじめから私には見えなかった。 ジョーとパーシーが幸せな家庭を築き、パーシーが沢山の子供に囲まれるシーンがどうしても私には最初から思い浮かべることができなかった。 そこは、パーシー・タルボット役のアリソン・エリオットの雰囲気作りが見事であっただろう。こんな女優がもっとハリウッドでも活躍すべきだ。
ここから本格的にネタバレ始まるので続きを読みたい方は「続きを読む」で [続きを読む] テーマ:映画感想 - ジャンル:映画
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| 映画 「きみに読む物語」 感想 真実の愛、それは成就しなければあまりに不幸なこと |
若い頃の燃える恋、それは幻想に近いものである時がある。 その時どんなにそれが本当だと思えても。 距離や時間で簡単に砕け散っていってしまう。
しかし、それが本当に唯一無二の恋だったら・・・ それは成就しなければあまりに不幸なことではないだろうか。 人生そのものを失ってしまうほどに。
ノアはアリー・ハミルトンに一目惚れする。 私の昔から好きなクリエイターは、若い頃に「一目惚れなど恋ではない」と言った。 私もあたり前の言葉として受け取ったし、殆ど催眠効果に近いものだと思っている。 殆どのものについては。 アリーがブスだったり太っていたら、どうだったのだろう。一見でその人の内面をわかることはできない。内面に惚れてこそ。 だけど、ノアのそれは真実の愛だった。それが例えインプリンティングだったとしても・・・。
ノアのようにアプローチされて、心が動かない女性は少ないだろう。観覧車のシーン。タイタニックのジャック然り。女性は得てしてこういうタイプのやんちゃな男性に弱い。 アリーは母によって夏の終わりを待たずに遠い場所へ引き離されることになる。どれだけ反抗して見せても、次の日には母の思惑通りに動いてしまうところは、リアリティを感じた分、ノア以上のものは感じられない。 特に、その後、別の相手と結婚の準備を進めるあたりは。深い誓いもむなしい。 本当にどうにもならない思いだったなら。周りの気持ちも相手の気持ちも関係なく、ただ追いかけることしかできないのではないだろうか。
ノアについても、その点、マーサとの事がある。 ただ、肉体面な構造が違う男女の差は大きい。また、アリーに別の相手がいることを知った後の行動である点も。 それだからこそ、アリーもマーサを受け入れられたのだろう。
マーサとフィンという脇役がとても好きだ。 アリーに対しフィンが言ってあげたことは、物事の本質を貫いていると思うし、二人にとって真の友であった。戦場での彼の死は唐突で、長い時間を行き来するこの作品の中で閃光のようで、フィンという存在が失われることが悲しかった。 マーサも。私なら、恐らくマーサを愛しただろう。アリーは花。花畑の中央に燦然と輝く若く美しい花。誰しもがその美しさと華やかさに酔う。
子供は親の所有物なのだろうか? 勉強をさせ、習い事をさせ、つきあう相手を選び、人間の芸術品のように仕上げていく。 なぜ人はそうしてしまうのだろう。今後も繰り返されていくのはなぜだろう。 しかし、アン・ハミルトンは、手紙を取っていた。 お金がなくても楽しい生活。一時の気持ちだけでは乗り切れない現実。それを彼女は知っている。そして、最後は、何者も口出すことができないことも。 ノアは言う。まわりなんか無視しろ。自分がどう思うかで決めろ、と。結婚は家族同士の付き合いだと言う。それは深い言葉だ。だが、「真実の愛」を持てない者の言葉でもあるのだろう。
この映画は、この物語を語り聞かせていく形式で進行する。タイタニックのように。 語り手と聞き手が何者なのかについてまず頭を巡らせるだろう。 そして、中盤でその答えはほぼ明らかになる。
この作品には確かに1つの真実の愛がある。 だが、精神論では乗り越えられない現実がある。 それは同じ病気を持った者にとって安易な解決を示さない慈悲であったと思うし真実であったと思う。 しかし、人にはできる。「桃園の誓い」は。
訳の違い
いつものように吹き替えと字幕訳の違いです。 重要なところだけにしました。 アリーはノアとの行為が初めてだったところは大きい。字幕は表現を抑えすぎてます。
吹替:ねえ。信じられる?これが初めてだって言ったら 字幕:信じられない。今日まで待ったなんて
吹替:自分がどう思うかで決めろ。失われるものなど一つもない 字幕:自分がどう思うかで決めろ。永遠なものは何もない
吹替:わかってる。あなたを選ぶべきなんだって 字幕:わかってる。私が誰を選ぶべきかは
 テーマ:洋画 - ジャンル:映画
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| 映画 「レディ・イン・ザ・ウォーター」 感想 ファンタジーとしてのリアリティを私は感じて案外好きな映画でした |
ほとんど知識なくニュートラルな状態で見たせいか、結構面白いと思って見終わりました。 結構いろいろな小さなアイデアが心地よい映画でした。
今年初めの頃だったか、「世界一美しい死体」というキャッチフレーズだけが頭に残っていて TSUTAYAで新作落ちしたタイミングで借りました。 見る前のイメージは、キャッチフレーズと「ブライス・ダラス・ハワード」の上記のポスターから、「ツイン・ピークス」のイメージでした。 でも始まってすぐにこの映画がファンタジー映画であることがわかりました。
「ブライス・ダラス・ハワード」を美女と評論家が書きますが、私はこの作品を見る限りそうは感じませんでした。 「ヴィレッジ」という映画はかなり好きな映画なのですが、主演が彼女とは先ほどしりました。ちょっと素朴な感じを受ける女性で、今回は人から少しずれている感じ。ただ、そこがこの映画のいいところだと思って見ていました。
この映画は美男・美女で固めません。すごく、すごく、個性的な人間を配置しているのです。特に印象に残るのが、韓国系?(中国系かと思ったよ)の母娘。映画あらすじはどんどん忘れていっても最後までこの演出だけは忘れないと思います。 その他にも盛りだくさん。レジーの体を半分鍛えていることとか。 芝生の化け物「スクラント」もとても良かったです。最後の方まで全容がわからず、私にとってはああいうのがいかにも魔物って感じです。だって、ポンと質感たっぷりで出てこられたらただの奇形か宇宙人でしょ?考えてみるとああいう魔物らしい魔物な演出をしている映画はあまり記憶にない。
ただ、この映画、一般受けは今一みたい。その気持ちもわかります。この映画が誰が監督だの誰が主人公だの私は気にしないで見ましたが。 監督から入った人には物足りないんだろうし。
ここからは特にネタバレ含まれますのでご注意を
[続きを読む] テーマ:見た映画の感想 - ジャンル:映画
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| 映画 「不都合な真実」 感想 是非見てもらいたいドキュメンタリー |
みんなに是非見てもらいたいドキュメンタリーです。 世界が今どのくらい崩壊しているかも、今まで漠然と感じていた気候や災害の変化がどういう位置にあるのかもよくわかるようになりました。
[続きを読む] テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画
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| 映画 「ステイ」 感想 時空の倒錯した映像美の世界 |
時空の倒錯した世界を美しく描いた映画です。公式サイトの見解だけでは説明が付かない事が多く、私もこの倒錯した時空の解釈をまじめにやってみたいと思います。
美しい映像美と世界、せつない映画でした。良い映画だと思います。
時空が入り乱れた世界を描いた映画です。 ありえない事がおこり、現実と幻想が交錯し、何が現実か何が真実かわからない世界が続きます。 美しい映像美が沢山あります。シーンとシーンのつなぎはとても美しいです。 この時空の交錯した世界についての解釈は見た人によってかなり意見が別れており、実はオフィシャルサイトから見解が出ています。 ただし、このオフィシャルサイトの見解だけではとうてい納得てぎないことが多々あり、そこで一部のまじめな投稿者の中で意見を交わし合うことになっているようです。
あらすじは allcinemaあたりで見ていただければと思います。 公開から1年経っていて今更の感もありますが、私なりの時空の歪みについての解釈を書いていきたいと思います。
サブタイトルです。
そのリアルを疑え。 現実が消えていく世界で、 僕らはどんな愛を知るのか?
最近映画を見ながらウェイトトレーニングしています。どうしても見方が雑になってしまって。 見終わった後よくわからなかったので、過去に例がないくらいいろいろなサイトを検索して感想を読みました。 感想を書き終わったら、見つけたブログへコメントとか遅くてもTBとかさせてもらおうかなと思っています。
なかなかステイについてその謎そのものの見解を書いているところがありません。 どこかのサイトに書いてありましたが、この映画をいいと書く人に限ってその謎については全然触れていなくて。 この映画は皆が言っているように、2回見ないとよくわからない映画です。いくつかの感想を読んで、冒頭と最後と途中まで見返して、私なりの考えを書こうと思います。
”続きを見る”の設定を使おうかと考えましたが、私のスタイルではないので、いつものように長文をだらだら書かせていただきます。 ただ、私のこの映画の謎に対する見解は、いつものネタバレと違い、見終わった後に自分の感じたこととつきあわせて読まれた方がいいと思いますので、自分なりの解釈は amazonの紹介写真の下から書くことにします。
まず、オフィシャルサイトについて触れておきます。
http://movies.foxjapan.com/stay/
ステイの公式サイトでは、「恵比寿ガーデンシネマ限定 迷宮からの脱出」という、ステイという映画の謎についての解説が載っています。 ただし、恵比寿ガーデンシネマで見た人だけが知っているパスワードを打ち込まないと見れないようになっています。つまり、私のようにDVDで見た人にはわからないようになっています。これについては webで調べればわかると思います。ここに書くとまずいかも知れないので、知りたい人は非公開のコメントかメールで問い合わせて頂ければお教えします。
さて、ようやくステイについてですが。 この映画は、時空が交錯した世界でいくつかの愛が進行します。 さてこの辺からそろそろネタバレ始まります。見解は写真の後ろです。
時空が交錯する、というのは、まず具体的に以下のようなことです。
(1) 未来と過去の時系列が崩れごちゃごちゃになる ・過去と未来の逆転 ・同じ時空の繰り返し(風船の親子, 行方不明だったサムがライラのところに帰ってきたシーン) ・未来から過去の時空に入り込んでいる人がいる(ヘンリー, ヘンリーの母(モーリン), 風船の親子) ・過去から未来の時空に入り込んでいるのがいる(オリーブ(犬)) ・保安官は事故から三ヶ月後の世界から来ている (2) 空間がゆがんでいる ・ニューヨークの違う場所を一瞬で移動 ・螺旋階段が永遠に続く (3) 親子関係などの人間関係が崩れている ・ライラ(看護師で他人 -> 患者で絵描きでサムの恋人) ・レオン(ヘンリー父 -> 博士で盲目で独身) ・ヘンリーの母(オリーブとずっと孤独な生活) ・アシーナ(恋人ではない) (4) 現実とは異なる事実が入り込んでいる ・燃える車 ・事故ではなくトリスタン・リバーとの同調による自殺 (5) ヘンリーの意志が世界を変える ・サムのズボンの裾が短い ・ニューヨークに雹が降る ・レオンの目が見えるようになる
さて、頭の中を整理していてかなり膨大になりそうだとわかったので、淡々となるべくいこうと思います。 公式サイトの見解は、ヘンリーの走馬燈とイリュージョンワールドという説明でした。しかし、上記の全てをそれで説明することは当然できません。
以下から私の倒錯した異次元世界の解釈を入れますが、いろいろ書きましたが、結局の所こういった時空の入り乱れた世界だからできる映像美と不思議な感覚を描くのに、中途半端な理由付けなど必要だったのかなと思います。もっと単純な理由付けで良かったと思いますし、あるいはもっと1つの事で説明可能な系統立てた時空の混乱を描けば、シックスセンスのようなもっと評価の高い作品になったのではないかと思います。 制作者側が走馬燈+イリュージョンワールドで説明しようとした時点で、この作品は難解と言うより、収拾のつかない作品になってしまっていると思います。
私のこの作品の一番好きなところですが、サムとヘンリーのシーンで「これは現実だ。これが現実で無ければ現実は夢の中だ」といったことをサムが言うシーンです。なんということはないセリフですが、これをサムが口にしたのは倒錯の進んだイリュージョンワールドであり、そう、このセリフはいみじくも我々の世界を「夢の中」だと言ったことになります。そう、パラレルワールドやイリュージョンワールドの住人から見たとき、我々の世界こそ「夢の中」なのです。何が現実で何が幻想かわからないのはサムだけではありません。人類にはわかりえないことなのでは、と思います。
ちなみに、こういった時空が倒錯する世界を描いた名作はアニメですが「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」がものすごいハイセンスだと思います。お好きな方は一度見てみて下さい。 また、少し毛色は異なりますが、こういった上も下もわからない世界でいかに何が嘘で何が本当でどれが本当の自分かを認識するかを深く掘り下げた作品として、小説の「幻魔大戦」があります。
それから、見直した際に控えた吹き替えと字幕の違いを載せます。中途半端ですが。結構作品の意味を変えますよね。
吹替:怖がらせたのかい? 字幕:なぜ怖いんだ?
吹替:そうだって言って欲しい? 字幕:それが望み?
吹替:あんな奴の話は聞かない 字幕:彼の話は聞かない
吹替:今までの報いだ。これからするし 字幕:過去と未来の悪行のせいだ。どうする?
吹替:長いつきあいだがレオン博士に子供はいないよ 字幕:彼に子供はいない
吹替:うそをつけ。ごまかさないでくれ 字幕:やめろ それを言うな
吹替:あなたの悩みは消え幸せが微笑むでしょう 字幕:悩みは解消し幸せが・・・
吹替:何も死なんでもよかろう 字幕:死ぬ必要はないよ
吹替:こっちは真剣なんだ、ちゃんと答えろ 字幕:少しは力になれよ
吹替:あれじゃあとても助かるまい 字幕:もう駄目だ
吹替:手伝ってくれてありがとう 字幕:世話になった
 [続きを読む] テーマ:映画感想 - ジャンル:映画
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